数学の語源は? ー学ばれるべき知識ー

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みなさん数学は得意ですか? 私は・・・うーん、あまり得意ではありませんでした。

x、y、zまではよかったのですが、Σ (シグマ)だの (インテグラル)だのが出てきた日には、もうこれは「」学なのですか? という心境でした (笑

数学の語源は?

ところで、数学は英語で “mathematics” ですが、これはギリシャ語の “mathema” (マテーマ:知識、学ばれるもの) に由来しています。

数学は古くは紀元前以前からの知識の積み重ねで成り立っており、いつ数学という学問が成り立ったのか明確に定義することは難しいです。

だたし、 一説には古代ローマ時代 (紀元前750年頃~509年頃) には、それまで経験的に得られていた個別の数学的な事柄について、ある程度、系統的かつ理論的な体系に築き上げるという試みがなされていたという記録が残っているそうです。

音楽、天文学もmathematicsの領域だった!?

天文学

当時の “mathematicsには、今でいうところの数学の他にも音楽天文学も含まれており、中高で習ういわゆる計算ごと中心の数学ではなく、「考えること」に重きが置かれる学問でした。

ちなみに、”mathematics” という言葉を初めて使ったのはピタゴラスの定理 (三平方の定理) で有名なピタゴラス学派の人たちであったと言われています。

ピタゴラスの定理

一般的に、この定理はピタゴラスによって発見されたと思われていますが、実はピタゴラスが登場する1000年前には、すでにバビロニア人がこの定理を知っていたとされています。

現代の科学は物理天文化学・・・などの様々な学問分野が相互に影響し合いながら、日々進歩していますが、もちろん数学の恩恵なしにはこれらを語ることはできません

数学 (mathematics) は全ての学問の礎と言えるわけですね。

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